原付スクーター:初心者が考える初心者のための原付メンテナンスと改造

2016年12月27日火曜日

原付

t f B! P L

偉そうなタイトルですが、今までやったことの反省事項の覚え書きのようなものです。整備と、駆動系のチューニングまでです。


◎必要な道具類(あると便利なもの)
道具は一例です、スクーターに合わせて購入する必要があります。整備して終わりなら、バイク屋さんでやってもらった方が安上がりだと思います。

・ドライバー(+と-。普通のもの。)

BAL ( 大橋産業 ) ソケット レンチセット 21PC 501

・ラチェットとソケット各種(奥の方のネジを外すこともあるので、延長パーツもあると良いです)

EMERSON(エマーソン) レンチセット トルク対応レンジ:28~210N・m [ 14/17/19/24mmソケット・21mm薄口ロングソケット・エクステンション付属 ] EM-29

・トルクレンチ(締め付けトルクのわかるものがあると良いですね)


・プーリー及びクラッチ固定工具



・ペンチ、プライヤーなど

・メガネレンチ

・電動トルクレンチ


・パーツクリーナー

・グリス(ウエイトローラー用・トルクカム用など)

・電動ドリル(手動が嫌な人は)

・計測道具(パーツのサイズ等は、計っておくと色々考えるときに役立ちます。


・ミニルーター(プーリー加工に)


・プラグレンチ(バイクに合わせて)


全部いるわけではありませんが、これくらいあれば、駆動系は一通りできると思います。




◎手をつける順番

・原付の型式や車台番号、諸元等のなるべく詳しい情報を手に入れる。

これが解らないと、パーツも買えません。バイクによってまちまちですが、車台番号などは、どっかに書いてあります。

・ますは、現在の状態を確認

Vベルト(すり減っていたら交換)
ウエイトローラー(変形していたら交換)
4ストならオイル交換
エアクリーナ(清掃または交換)
プラグ(清掃または交換)
タイヤの空気圧
クラッチシュー(すり減っていたら交換)





 

以上を確認して、調子が悪いときは、吸気(キャブレター等)、排気(マフラー)の問題の可能性があります。単純な交換なら、何とかなると思いますが、キャブレターのセッティングを伴うようなパーツ交換は、ちょっと面倒です。

 




・次に、情報収集。ネット上にいっぱいあふれています。どういう改造でどんな効果があるのかしっかり調べる。

・いよいよ改造です。定番は、プーリー交換(加工)とウエイトローラーのセッティングでしょうか。

 

うまくマッチすれば、最高速度と出だしが良くなるかもしれません。

◎このほかに出来る事

ここから先は、お金がかかるので、やる予定はありませんが、社外CDI、パワーフィルター(要キャブセッティング)、マフラー(要キャブセッティング)、ハイギヤ、後輪サイズアップ、ボアアップ、ビッグキャブ等があります。

以下は、実際に私がやったことです。

ライブディオの場合

1.KN企画初心者向けセットの購入(これが始まりでした)
Vベルト・プーリー・WR(ウエイトローラー)のセットを購入して交換。速度が上がってちょっとうれしかったけれど、ちょっと違和感。

2.純正プーリーを加工
試行錯誤開始です。純正プーリーを加工して、なんちゃってハイプリを作成。KN企画となんちゃってハイプリでWRを色々試しました。

3.出来ることをやってみる
エアクリーナー洗浄、マフラー洗浄、キャブレター簡易洗浄、ギヤオイル交換、タイヤ空気圧の確認。一番効果を感じたのは、タイヤの空気圧かも。

4.クラッチミートに違和感
クラッチシューを交換してみる。ドッカンという感じの出だしは無くなりましたが、クラッチミートが早くなって、出だしがスムーズになりました。

5.セッティングを煮詰めるには、やっぱりタコメーターがほしい
タコメーター取付は未知の世界(原付の改造自体が全て未知の世界ですが)なので、精度はともかく、簡単に回転数が出せそうということで、電池式の電気式デジタルタコメーターを付けてみる。現在は電気式アナログタコメーターを取り付けています。

6.WRの重さを調整
色々な重さで走りを確認。この段階で、スピードメーターのネジを少し超えるくらいでした。

7.Dio(AF62)の純正プーリーを加工して取付
出だしに一瞬もたつきますが、完全にメーターを振り切りました

レッツ4の場合

ベルトとウエイトローラーを交換。プーリー裏のカバーを取り外して、プーリー裏面をちょっと加工。効果有りです。

Dioの場合

1.キタコのハイスピードプーリーを取付
何故か、全く効果出ず。

2.トルクカムが摩耗していたので、この際だからセカンダリを丸ごと交換。
大変効果有り。

3.ウエイトローラーを軽いものへ変更
加速が少しだけ良くなりました。


どのバイクも、まだ若干調整の余地はありますが、今までにやったのは、こんなところです。
動画紹介中→鬼太郎チャンネル






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